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【追悼】私が愛したジョアン・ジルベルトとボサノバとブラジル音楽

【追悼】私が愛したジョアン・ジルベルトとボサノバとブラジル音楽

【追悼】私が愛したジョアン・ジルベルトとボサノバとブラジル音楽

ボサノバの父ジョアン・ジルベルト翁がお亡くなりになられました。享年88歳でした。

このボサノバというジャンルこそ最強のBGMと挙げる方も多いかと思います。(最強てなんだw)

今日はちょっとこの素敵なボサノバについて語りたいと思いまふ。

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ボサノバの父ジョアン・ジルベルト?

私が愛したボサノバその父と言われるジョアン・ジルベルト。その代表曲はイパネマの娘と紹介されがちですが、わたしの中ではこのChega De Saudadeがぶっちぎりで一位なんです♪まずは聴いていただきましょう、はなしはそれからです!
( ゚∀゚)=3

João Gilberto – Chega De Saudade

邦題は「想いあふれて」となっています。原題は・・・ちぇんが?で?サウダージ??読むことすら叶いません。
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【追記】その後「シェガ・ジ・サウダージ」と読むことが判明

まぁなぜこの曲がぶっちぎりなんか?それはベストアルバム「ジョアン・ジルベルトの伝説」の1曲目だからですw。実はこのアルバム、曲数が半端ないことになっていて最後まで聞くのは至難の業w。なので必然的に1曲目が印象に残りやすいってワケです。

なので極めて個人的な意見です。あまりお気になさらずに。

ジョアン・ジルベルト?

さて、ジョアンジルベルトを知らないという方も多いかと思います。しかし、その曲は9割くらいの方が聴いたことがあるはず。なぜならどこかのお店のBGMで必ず流れてるからです。とにかく落ち着いた雰囲気によく似合う。

カフェドクリエさんとかは必ずボッサが流れてますからね。あそこに行けば確実に聞けますよ。

それでも記憶に残らない。これがボッサの魅力ですね。最強の雰囲気づくりBGMなのです。そしてその生みの親と言われるのがこのジョアンジルベルトとアントニオ・カルロス・ジョビンなのです。

アントニオ・カルロス・ジョビン?

唐突に名前が出てきましたが、ブラジルの作曲家です。彼がジョアンのギターに惚れ込んで、そのあとごにょごにょあってボサノバが誕生?ってことになってます。

ジョアンジルベルトは19の頃にはリオ・デ・ジャネイロでリード・ヴォーカルとして活動していました。1952年にはソロレコードも出しています。しかしヒットせず、大野君状態へ突入。完全に中毒になってしまったようです。

その後ジョアンの姉の家に居候。バスルームに引きこもり続けて生まれたのがバチーダ奏法。あの弾き方ですね。つまり風呂場でずっと弾いて歌ってたんですね。あの静かなサンバのリズムとボソボソ声。それはバスルームのなかで誕生したんですねー。

で、2年後にリオに戻った時そのギターを聞いてキター!ってなったジョビンとの出会いがその後の展開を生みました。

ヴィニシウス・ヂ・モライス?

またまたごにょごにょあって1958年にヴィニシウス・ヂ・モライスと「想いあふれて (Chega de Saudade)」を録音。ヴィニシウス・ヂ・モライスはブラジルの作詞家です。

そしてこの曲が最初のボサノバと呼ばれるようになりました。ね?やっぱりこの曲でしょ?でも最初はこちらも鳴かず飛ばず。でも徐々に若者の間で話題になっていったといいます。

ここからは推測なんですけど、あのボソボソとバチーダ奏法がブラジル、リオの住宅事情と合ってたんじゃないかなと。なんか長屋みたいなイメージあるじゃないですか。なのであまりうるさく無くてよかったのかなと。サンバは爆音ですからね。

1964年に嫁アストラッド・ジルベルトと歌った「イパネマの娘」が超絶ヒット!その後離婚してしまいましたが、このイパネマの娘が代表曲になったってワケです。

ボサノバとは?

ボサノヴァ(Bossa Nova、ボッサ・ノーヴァ)は、ブラジル音楽の様式(ジャンル)のひとつである。ボサノバと表記されることも多い。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ボサノヴァ

ウィキさんの説明だとこんな感じ。本来はヴォサノヴァ(Bossa Nova、ボッサ・ノーヴァ)の略なんですよね。でも検索ワードとしては圧倒的にボサノバ。なのでこのグッドBGMではあえてのボサノバ表記でいくというイヤラシイ大人の事情がありますw。

音楽的な説明だとジャズとサンバの融合という解説が出てきます。サンバのリズムでジャズのコードを踏んでいくみたいなイメージですかね。

知らないという方も認識はしてないだけで、必ずどこかで耳にしているはずなんです。でも記憶に残らない。それがボサノバ!ビバ!ボサノバ♪

新しかったボサノバ?

いまでは骨とう品扱い。日本で言うところの演歌みたいな感じでしょうか、ちがうかナw。そんなボサノバですが、もちろん当時は新しい流れではあったんです。

Bossaが俗語で「他とは違った独特な質感」という意味合いで使われていて、そこにNova新しいが組み合わさったのがボッサ・ノーヴァ。つまり新しい感覚だったワケです。

それまで音楽といえばサンバやショーロ(これが演歌かな)、そしてブラジルの伝統的な大衆音楽サンバ・カンサゥンだったところに新しいサンバの一つとして登場したというイメージですね。

そしてこのカンサゥンという言葉、イタリアならカンツォーネ、フランスだとシャンソン。読み方が違えどどれも大衆音楽を指す言葉なんです。私の中で色々とつながった瞬間でした。

真のボサノバ第一号?

先ほどの1958年ジョアンジルベルトのChega de Saudadeが最初のボサノバという説明でしたが、それ以前の1953年ジョビン&ヴィニシウスでRapaz de Bemが真のボサ・ノヴァ第1号という説も存在するようです。

Rapaz de BEM

あぁなるほど!これを既に作っていたジョビンがジョアンと出会いキタコレ状態に入ったってことなんですね。似た者同士は惹かれあうってことですかね。スタンド使いみたいな?

スタンド名:シェガ・ジ・サウダージ
能力:「想いあふれて」心を落ち着かせ、それまでの事を忘れさせる。記憶には残らない。

ボサノバの空耳?

ボソボソ声のボサノバです。基本「何を言っているのかわからねぇと思うが・・・」状態ではあります。そんな中でちょっと面白いのがあったんでご紹介です。

くっそぉwww
(ノ∀`)ヤラレタ

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